父から得た揺るぎ無い誇り、母がくれた大きないたわり | アメリカ大学院留学日記

父から得た揺るぎ無い誇り、母がくれた大きないたわり

昨日、勤続旅行とやらで僕の両親がオクラホマに初めてやってきた。NYでミュージカルやヤンキースを観て、Washington D.Cでホワイトハウスを見学、Orlandでディズニーワールドに行ってからきたので、オクラホマはオチみたいなもんだ。

ちょうど1年ぶりの再会。この歳(26です)になっても、彼らにとって僕はただの子供。やれ車は両手で運転しろだの、結婚のプロポーズはいつするのが良いだの、久しぶりに説教をくらった。

親は仕事の関係でオクラホマには2泊しか出来ないので、お互い寸分を惜しむようにいろいろ積もる話をした。自分がどういう所で勉強し、生活しているのかを知ってもらいたかったので、いろいろな場所を紹介した。あの9・11以前では全米最悪のテロ、オクラホマ州連邦ビル爆破事件の跡地である、Oklahoma City National MemorialやOklahoma CityのDowntownであるBricktownに行ったり、学校のキャンパスを案内した。

昼間はそうやって楽しい時を過ごし、夜は学校の課題や、あと10日あまりにせまったボストンフォーラム(留学生向けジョブフェア)の準備。超忙しい。今日の授業中に、流れに任せて寝たのではなく、無意識のうちに気付いたら数秒瞬間的に記憶が飛ぶような状況になったので、かなりヤバい気がする。それでも明日提出のレポートがひとつ、来週はテストとレポートが各ひとつ、そしてプレゼンが2つと続くので、まだまだベッドでゆっくり寝れる日は遠そうだ。会社に居た時は、自分の限界を感じた場合、他人にふったり、上司の指示を仰げば良かったのだが、留学生はそうはいかない。

しようが無いので、コーヒーの後にこちらのエネルギードリンクである「RED BULL」を飲んだら、なんかちょっと心臓の鼓動が早くなったり気がする。大丈夫なのか?

明日、両親はオクラホマを去ってしまう。白髪が一段と増えた父親や、また痩せてしまった母親を見ると、”海外駐在の可能性がある仕事”を中心に探していたのだが、親の近くに居るのも幸せだなと思った。