アメリカ大学院留学日記 -2ページ目

Live Strong

今日本でも自転車関係の方の間で静かなブームのようですが、アメリカの若者の間で爆発的に流行っているのが、この黄色のリストバンドです。今やスポーツ選手やハリウッドスター、大統領候補までつけているようです。ウチの大学でも3人に1人はつけている人を見ます。

このリストバンド元々は、癌を克服した自転車選手のランス・アームストロングが主催する癌治療のための基金で寄付の一環として発売されているものなのですが(詳しくはランス・アームストロング基金ナイキのページ参照)、今ではファッションの一部としてつけている人も多いようです。

ちなみに僕はこんなに流行りだす3ヶ月くらい前に、ダラスのアウトレットで勧められて、ちょうどその頃NGOのクラスをとっていた事もあり、単純に趣旨に賛同して買い(寄付し??)ました。その後しばらくの間、部屋で埃をかぶっていたのですが、流行りだしたのを見て、またつけて始めました。なんてミーハ-な俺!! 最近はかなり入手が困難らしく、街行く人に”どこで買ったの??”と聞かれることもしばしばです。

留学生の恋愛事情(2)

今日は昨日からの続きで、留学生の恋愛事情について書きたいと思います。昨日もちょっと触れましたが、今日は英語の上達やグリーンカード獲得の為に、アメリカ人の彼氏や彼女を探している留学生について、です。

まず”英語の上達の為に・・・”という目的の留学生について。「英語の一番の上達の方法はネイティブの人と付き合う(友達になる)ことだ」というのは昔から言われてきた常套句で、僕も異論はありません。ただ問題はそのネイティブの人とどういった関係を持つか?という事です。僕がこちらに来て気付いたのは、恋人だけでなく友達関係にしても、すごく無理をしてアメリカ人と付き合っている人が多いという事です。

”英語の上達の為に・・・”なのかただの”アメリカかぶれ”なのか良く分かりませんが、留学生の中には、アメリカ人を見るや僕と話をしていてもすぐにアメリカ人に話かけにいく人、いかに自分がアメリカ人の友達が多いかを他の留学生に自慢して話す人、結構います。

でもそれって本当にアメリカ人と対等な立場の関係が成り立っているのでしょうか?本当に相手のアメリカ人は、その留学生の事を恋人とか友達だと思っているのでしょうか?いまだに日本の中でも、まだアメリカ文化に憧れるところがあるのは分かります。アメリカって格好いいイメージですもんね。でもだからといって、こちらからへりくだったり、表面上だけの付き合いでは意味が無いと思います。

次に”グリーンカード獲得の為に・・・”の場合。これは政治や国の力関係の問題が絡んでくるので、事情はもっと複雑になります。僕の周りにも何人も知ってる友達が実際この方法でグリーンカードを獲得しています。なかには書類上だけの結婚の人もいます。

国籍はバラバラですが(日本含む)、中国との関係が微妙で将来の不安が大きい台湾人や、アメリカと生活水準が全く違うベトナム人に良く見られます。もちろん最初から全部が全部計画的にやって、結婚まで至ったというのではなく、そこに本当の男女の恋愛も絡んでるとは思いますが、”う~ん”と思ってしまうのは日本生まれの僕だけでしょうか??僕って綺麗事言い過ぎなのでしょうか??

留学生の恋愛事情(1)

今日はちょっと趣向を変えて、留学生の恋愛事情について思うことを書いてみようと思います。いくら留学中とは言え、そこに若い男女がいる限り、もちろん世界中の何処でも恋愛関係が産まれます。(ま、アメリカは同性愛の人も多いですが、それについてはまた今度書きたいと思います)留学生の恋愛パターンは大きく分けて次の3つにグループ分けできると思います。

1.同じ国同士でカップルになる場合
 なんだかんだ言って、圧倒的にいちばん多いパターン。やっぱり同じ言葉を話し、同じ文化の中で育って来た者同士、通じ合う所から恋に発展するのは容易です。そういった時、僕が住んでいるオクラホマのような田舎ではほとんど日本人もいないので、いわば少ない牌から相手を選ぶことになります。なので、日本では考えられないような組み合わせもみられます。例えば、すっごい可愛い女の子とうだつのあがらない男であったり、10歳以上も年の離れたカップルであったり。こういうカップルを僕らは陰で”オクラホママジック”と呼んでいます。
ただこの組み合わせの場合、基本的に母国語を話してしまう為、”海外留学してる意味ないやん!!”というジレンマがいつも付きまといます。

2.留学生同士のカップルの場合
 その次に多い組み合わせがこれ。基本的に留学生はすごい孤独です。そういった際、お互いの心境が理解し合え、また違う国の人と付き合うというちょっとした冒険心が更に恋愛感情に発展するパターンです。もちろん基本的には中国と台湾とか、ベネズエラとコロンビアとか同じ民族・言語同士が多いですが、中には韓国と日本とかタイと台湾とかいった組み合わせもたまにみられます。
ただ同じ留学生とは言え、所詮違う国の者同士、お互いを本当に理解しあう為には、相当寛容な心が必要になります。見た目で惚れあったけど、小さな文化の違いから直ぐにダメになるというのはよくあることです。

3.アメリカ人とカップルになる場合
  「○○ちゃん留学するんやってなぁ、そんなら金髪の彼女(彼氏)でも見つけてきぃや。そしたら子供はハーフかぁ。おばちゃん今から楽しみやわぁ~。」(注:アメリカ人はみんな金髪ではありません)
 ちょっと大袈裟かもしれませんが、留学する前に親戚の人や同僚などににこんな事を言われて来た人は結構いると思います。ですが・・・現実はやっぱりアメリカ人と留学生という組み合わせはあまり見かけません。原因はやっぱり”言葉”の問題。考えてみて下さい。あなたが日本に居る時に、わざわざ日本語があまり話せない外国人の人の恋人になろうと思いましたか??
特に留学生男アメリカ人女というのはほとんどみかけせん。逆のアメリカ人男留学生女というパターンは稀に見られます。ただその場合も、そのアメリカ人男が、インターナショナル団体のメンバーであったり、異常にアジア人好きであったりする場合が多いです。ま、他には英語の上達やグリーンカード獲得目当てで積極的に自分からアピールしていく留学生もいますが、この話についてはまた今度詳しく意見したいと思います。
あとアメリカでは宗教的なことが原因でカップルに成れないケースもかなりあります。この事もまた時間があれば詳しく書きたいと思います。

う~ん、今日は少しだけ書くつもりが、盛りだくさんでしかもいっちょ前の”恋愛博士”みたいになってしまったなぁ。ちょっと恥ずかしい・・・

アメリカンフットボール

今日も先日に続き、我がオクラホマ大のアメフトを観にいって来ました。そう、何を隠そう僕はシーズンチケットホルダーなのです。実は日本の大学時代、体育会で少しアメフトをやっていた事もあって、ここの大学院に入りその強さを知った時、かなり感激し、それからというもの去年はテレビにかじりついて応援していました。そして、今シーズン。念願のシーズンチケットを入手できました。(注:たかがカレッジフットボールですが、ここオクラホマではチケット入手が非常に困難です)

去年はRose Bowlという全米NO.1を決める試合で惜しくもルイジアナ州立大に負けてしまったのですが、その年のMVPに贈られるHeisman賞はウチの大学のQB Jason Whiteという選手が受賞しました。何も無いオクラホマで唯一自慢できるのが、そう、フットボールなのです。

今年も現在の所、ランキング2位。今日のテキサス工科大学戦も勝利。
そして来週はダラスで最大のライバルテキサス大との大一番です。(注:オクラホマ大とテキサス大は、プロ野球で言えば阪神と巨人のような関係。テキサス大のあるオースティンとオクラホマ大のあるノーマンの中立地ダラスで毎年この時期に行われる試合は、ものすごく盛り上がります。ちなみにチケットは既に300ドル以上に高騰しています)
GO Sooners!! Beat Texas!!

今日の話はすごいマニアックになってしまいましたが、アメリカのカレッジフットボールに興味のある方はNCAAカレッジフットボール横丁が面白いです。あとオクラホマ大の情報はSoonerSports.comで。

Presidential Debate

昨日行われた大統領選挙のテレビ討論は興味深かったです。内容は、ブッシュ・ケリーとも無難にまとめたなぁという感じでした。僕はそれよりもこの”テレビ討論”というシステムがすごい面白かった。

この”テレビ討論”というのはジョン・レーアという司会者がブッシュ・ケリーと交互に名指しして質問をし、指名された人間が答えると(120秒)、その反対側がそれに対する反論(90秒)を行う、という仕組みです。このレーアと言う人は、日本で言えば久米宏みたいな人で、めちゃくちゃ鋭い質問を次から次へと投げかけます。

ただ、それに対して候補者陣営もかなり練習を繰り返しているので、ほとんどはスパッスパッと答えていきます。ただもちろん壇上には2人しか居ないので、日本のように官僚が横から助けてくれるような事は出来ません。なので、不意をつかれた時に、本来の姿が出てしまうはずなのですが、今回はブッシュが少したじろいでいただけで、あんまり目立ったミスはお互い見当たりませんでした。

この”テレビ討論”にはルールが厳格に決まっていて、それも候補者がぼろが出にくい要因のひとつのようですが。(日々是精進さんのHP参考にさせて頂きました)

討論が終わったあと直ぐに、お互いの補佐官みたいなのがどちらも急いで2人が使っていたメモを片付けていたのはウケましたが。そんなにシークレットな事が書いてあったのでしょうか??

でも、そういう印象も含めて、いくらブッシュとは言えども日本の政治家よりは全然上だなという事です。なんせ日本の政治家は自分の言葉でモノを言えない人が多いですから。

日本でも同じ事をやれば絶対面白いはずですが、今日本のテレビ局は他の訳分からん事にエネルギーを使って、そういう企画すら提案できるような所が無さそうなので期待できそうにないですね。

ちなみに10月5日に副大統領の討論、そして更に8日にMissouriで、13日にArizonaで大統領の討論をやるみたいなので楽しみです。また観よう!!

勝手にランキング(2)

Tulsaで行われたシンポジウムはMarriottで行われました。部屋は快適で、ご飯もおいしかったので大満足でした。(もちろんシンポジウムも良かったです!) ま、自腹ではなかなか泊まれませんが。 ということで、今日は僕が今まで旅行や学会なので泊まったアメリカのホテル・モーテルを勝手にランキング付けしたいと思います。

1.Las Vegasのホテル
 ・・・ラスベガスのホテルは無料ショーなど観るだけでも楽しめます。しかもホテルはカジノで稼いでいるので、リーズナブルな値段です。有名どころではBellgio等がありますが、僕のお薦めはVenetianParisです。ちなみに僕はCircus Circusに泊まりましたが。

2.Hyatt、Marriott、Hilton
・・・日本にも進出しているこれらのホテルは、値段はそれなりにしますが、サービスや部屋は間違いありません。もちろん僕の場合、学校関係の行事じゃないと泊まれません。

3.Wyndham
・・・僕の今のイチ押しはココ。夏にコロラドに行った時に泊まったのですが、ピーク時では無かったせいか、驚くほど安い値段で泊まる事が出来ました。場所と季節を選べば、かなりのお買い得感りです。

4.Holiday Inn
・・・こちらも日本でもお馴染み。2のホテルと比べると少し格は落ちる気がしますが、サービスはかなり良いです。総じて従業員が親切。ファミリー・ビジネスマンの出張向け。

5.Days InnLa QuintaSuper 8
・・・この3つが僕が旅行に行く時、一番利用する所。朝食込みなのが嬉しい。ちなみに僕はLa Quintaの朝食が一番おいしいと思う。

6.Econo Lodge、Motel 6、Best Value Inn
・・・値段相応といった感じ。悪くは無い。

7.地方のモーテル
・・・一般的にマニュアルがあるチェーン系と比べて、当たり外れが大きい。タバコを吸わない人は”Non-Smorking Room”をリクエストした方がベター。

てな感じで、本当に僕の独断と偏見でランク付けしてみました。アメリカ旅行を考えている方は、是非参考にして下さい。

可愛いアヒルのコ

yossyさんのBlogを読んで感化されたので、今日は僕がこちらで乗っている車を紹介したいと思います。車種は2000年のMazda/Portageです。

こちらに来て4ヶ月目(2003年6月)までは、どうにかして車なしで生活する方法を模索していたのですが、結局アメリカ、特にオクラホマのような田舎では車は必需品であるという結論に達しました。だってウォ-ルマート(アメリカで一番巨大なスーパー)まで毎回タクシーで買い物に行く生活ってありえないでしょ!?

ディ-ラーを歩き廻り、最終的にこの車に決めたのは”安全性””価格””燃費の良さ”の点からのみ。借金して留学している僕に見栄えやスペックを気にする余裕はありません。当時アメリカまで来て、なんで日本車やねん!!という葛藤はありましたが、今ではこの結論が正しかったと信じています。なぜなら購入して1年半、結構アメ車に乗ってる友達がトラブっている中、何の問題も無く走っているからです。

しかも1年半で走った距離はなんと27000マイル!!(=43400KM)フロリダへミネアポリスへサンディエゴへと何の文句も言わず(当たり前か!!)旅行好きの僕に付き合ってくれています。もし旅行中レンタカーを借りていれば?と考えると、投資金額は既に回収した気がします。(セコい!)

そんなことで、買った当初はアメ車やスポーツ車に乗っている友達がうらやましかったりしたのですが、今では彼(彼女??)が可愛くてしかたありません。最低2週間に1回は洗車してあげるようにしてますし、実は今日もエンジンオイルやエアフィルターを交換してきました。こうやって親は子を愛するようになるのかなぁ・・・。

明日から3日間シンポジウムに参加する為、オクラホマのTulsaという街に一緒に行って来ます。

バリ島の出逢い(2)

(昨日の続きです。)

可愛い!!でかしたぞ、ビーチボーイ!!

それが俺の彼女への第一印象だった。歳は19歳。ただほとんどノーメークのせいか、同年齢の日本人の子と比べると年齢よりさらに若く見えた。性格はシャイ。その全てが、その頃日本の夜の女の子(タバコを出せばすぐにライターが出てくる・・・というあの感じです)に慣れきった俺には新鮮だった。ただ一方で、俺が日本人やから興味持ってるねんやろうなぁ・・・という疑心暗鬼な俺もいた。実際以前にタイやフィリピンでそういう女の子に会ったことがあったので。

会話は英語。彼女は小さい頃から親に教わっていたとかで、当時の俺の英語より全然上だった。たまに会話が通じないのがもどかしかった。

彼女と一緒に居れたのは3日間。カラオケに行ったり、クラブに行ったり。カラオケで当時流行っていた「TUNAMI」を歌ったのを今でも覚えている。

もちろんプラトニックな関係だった。

そして俺が日本に帰らなければいけない夜。彼女は飛行場まで一緒に来てくれた。刻々と近づく搭乗時間。飛行機の離陸時間が少し遅くなり、ふたりで大喜びしたのを覚えている。そして時間。その時彼女が突然こう言った。

ここでキスして。

え~!!でもめちゃくちゃ周りに人おるやん!!

いいから。私は気にしないから。

とてもシャイな彼女がそこまで大胆になった事で、彼女は本気だと感じた。
向こうが本気ならこっちも本気でかえさなあかん。少しでも彼女を疑った自分を恥じた。



それから1ヵ月後。バリ島でテロが起きた。場所は一緒に行ったあのクラブ。
俺は慌てて彼女とビーチボーイ達の安否を確認するメールを送った。
返事が返ってきたのは、ビーチボーイの中の一人。彼のメールには彼や彼の家族、友達、そしてあの彼女もみんな無事だということが書いてあった。ただ彼女とはその後連絡が途絶えてしまった。

バリ島の出逢い(1)

今日は旅行ネタ第3弾です。

会社に入って2年目の春。仕事にもだいぶ慣れてきて大きな仕事も任されるようになり、またその期待に応えようと、終電がなくなる時間までの残業や休日出勤を自主的にするようになったのもこの頃からだった。

仕事に少し余裕が出てくると、精神的にも余裕が出来、この頃会社仲間と毎週のように保母さんやらデパガやらとコンパをしていた。ただまだ2年目の俺。コンパの相手はほとんど年上だったこともあり、結局友達以上の関係にはならなかった。

あとは、夜の街。不景気の真っ只中だったのだが、何故かウチの会社は旧態依然の”古き良き時代の商社”を邁進していた。お客さんとの接待の時はもちろん、内輪で飲みに行っても、全て会社経費。俺は辞める時まで、必要経費以外は一切切らなかったが、それでも先輩にいろんなお店に連れて行ってもらった。コンパや街ではめったに見られないような綺麗な女の子が、笑顔で俺の話を聞いてくれる。もともとケバ系がタイプだったこともあり、会社の金じゃなくとも通いつめるまでそんなに時間はかからなかった。その内、客待ちのタクシーの運転手に顔を覚えらるまでになった。信じられます??23歳で大阪北新地を闊歩する普通の会社員。

そんな事で、俺はその頃彼女は必要ないと思っていた。

7月。2年目になった事もあり、上司は1週間の夏休みをとる事を認めてくれた。休みと言えば、旅行。これは俺の学生時代からの決まり事だった。さて、どこに行こうか?その頃仕事は順調だったはずだが、何故か海でぼんやりしたいと思った。結論はバリ島。時間や距離からしてベストな選択だと思った。

そしてバリ島。ビーチでくつろいだり、サーフィンをしたりと予定通りバリの綺麗な海を満喫していた。2、3日経った頃、ひょんな事から日本の女の子をひっかける事で有名な、地元のビーチボーイと呼ばれる男達と仲良くなった。聞けば新婚旅行のカップルや女の子のグループがほとんどのバリで男ひとりと言うのが珍しかったらしい。

それから一緒にご飯を食べに行ったり、彼らの家に遊びに行ったりしていたある時、彼らは俺を不憫に思ったのか、俺に友達の女の子を紹介してあげると言う。ま、旅行のネタになるかという軽い気持ちで会ってみるだけ、会ってみることにした。

(長くなってしまったので、続きは明日。)

ルームメイト

今日は僕のルームメイトを紹介したいと思います。

彼の名はD。(許可をもらってないのでイニシャルで)
ふたりの共通の友人に紹介してもらい、僕が彼に日本語を、彼が僕に英語を教えあう勉強会を週に1回始めたのが知り合ったきっかけでした。

彼は日本人や日本文化に興味がある22歳のアメリカ人。
体はイメージ通りでかく、たぶん183cm、90Kgぐらいあります。(スイマセン、こっちはインチ、パウンドなので正確にはよく分かりません。)

僕はこちらにきてから、寮→ホームステイ→アパート(前のルームメイトはタイ人でした)と一通り経験していたので、そんなに心配していなかったのですが、一緒に住み始めて約5ヶ月、今までで一番いろんな事が起こっています。

まずは「言葉」の問題。
彼はまだほとんど日本語が話せないので、もちろん会話は全て英語。僕の英語もまだまだなので、頻繁に解釈の違いが起きます。ま、もちろんそれはお互い予想の範疇だったのですが、それ以上に問題なのは「話し方」の違い。思ったことは何でも(たとえネガティブなことでも)話す彼と、一旦相手の様子を窺ってから話す僕。なかなか通じ合うのは難しいです。

あとは「生活文化」の違い。
基本的にアメリカ人は横着。なんでもおおざっぱに事を済ませてしまいます。トイレや台所が汚れていても平気、ゴミも棄てないし、今日なんかはオーブンから1週間前に彼が焼いたチキンが丸焦げになってでてきました。以前にリビングルームの机を、食器を洗うたわしで拭いてた時は笑いましたが。

そんな彼にも僕が紹介してあげたのがきっかけで、今日本人の彼女がいます。
そして彼は来年の4月から日本に行き語学学校に通う予定です。

お互い全く違った文化で育ってきたので、知らない・分からない部分もたくさんありますが、その度に話し合い、時にはけんかをしても、最後に理解しあえる、僕はそんな過程が好きです。


そんな彼、何故か今オーブンでクッキーを焼いてます。